DX(デジタルトランスフォーメーション)推進コンサルティング 株式会社アイ・ティ・イノベーション

プロジェクトマネジメントのセミナーで生成AIの紹介を聞いているときに、ふと過去作成した資料でブログを作成できないかと思い、セミナーで紹介されていたNotebookLMでブログを生成してみましたので、事例とそこで得た知見を共有します。
NotebookLMは、GoogleのGeminiベースで動く生成AIで、各種生成機能のボタンがあり、サイトやファイルを入力した上で、生成ボタンを押すとスライドなどを作成してくれます。プロンプトでの指示もできますが、入力をセットして、出力ボタンを押すだけでも作成してくれます。実際、以下事例はPowerPointのスライド資料を入力し、”レポート”ボタン⇒”ブログ投稿”を選択しただけで、生成したものです。元の資料は2つとも中部PM研究部会の活動の中で作成したものになります。
1.コーチング
2.ファシリテーション
「1.コーチング」に関しては 元の資料に、話のストーリーがあり、一定程度の文章が入っていたので生成 AI でブログを作るのも可能と思っていました。しかし、「2.ファシリテーション」の方は色々なトピックが混ざっており、かつ、元の資料にストーリーはなく、最低限のカテゴリー分けがなされているものでした。また図表で書かれているもの、文章で書かれてるもの、形式もバラバラな状態です。さらに情報の量も多かったため、きれいにブログにできるか疑問視していました。
今回作ってみた結果、「1.コーチング」の方は、資料の行間も埋められ問題無く生成できた上、「2.ファシリテーション」もブログとして成立するものになっていました。多くあった情報から ストーリーの組めるものを抜粋してブログが作成されています。このように元の情報から、情報を抜粋して ストーリーを組み上げるというところまで ボタン1つでできるとは当初、想定していませんでしたので、最近の生成AIの進歩を感じられる部分でした。
さて、今回、試してみた結果、皆様の中で活用できる視点としては、既にある情報、資料をもとに新たな形式の資料、表現に変換することが容易にできるということになると思います。既存の資料などをもとに違う切り口での使用する際にかかる変換のコストを削減できると思います。例えば、社内にあるテキストベースの資料をもとにスライド形式の資料に変換する、またその逆 など。特にテキストベースで生成する場合は不備があった場合も容易に修正ができるため、活用の幅も広くなるかと思います。
今回の試用を通じて、生成AIで既存の情報資産を迅速に再構成し、新たな価値へと転換する可能性を実感しました。社内に蓄積された資料やナレッジを、必要な形式へ短時間で再編集できることは、業務効率化だけでなく、情報活用の質そのものを高める可能性を持っていると思います。今回の記事が皆様のナレッジ活用の一助になれば幸いです。