弊社が加盟しておりますIASA 日本支部のWEBサイトに、『ITABoKトピック紹介コラム第4回』が掲載されましたので、ご紹介いたします。
第4回:「IT 環境の柱」 Iasa 日本支部 理事 西山 達也
第4回は ITABoK におけるアーキテクチャーの 5 つの柱「ビジネス・テクノロジー戦略」、「IT 環境」、「デザイン・スキル」、「ヒューマン・ダイナミックス」、「品質属性」のうちの「IT 環境」に関するコラムです。
「IT 環境の柱」のカテゴリーは、以下の文章から始まります。
IT 環境は、ソリューションが稼働するように設計されなければならない領域を解説し、提供する対象物へ多くの制約事項を設定します。これらのスキルは重要度の点で一般的に低く見られ、最も評価の低いものは IT オペレーションとガバナンスでした。これは、芳しくないプロジェクト成功率の「as is」(現状の状態)の状況を示しています。IT 環境に対する知識がなければ、ソリューションのコストは組織に提供できるビジネス価値を打ち消してしまいます。(ITABoK P158)
ここでは、IT 環境のスキルの評価は一般的には低く見られているとされています。しかし、その良否によって、情報システムのビジネス価値への影響に大きく左右されることをメッセージしています。
IT環境に対するケイパビリティには、以下に示すように多岐に亘ります。
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※『ITABoKトピック紹介コラム』について
ITABoK は、ITアーキテクトが備えるべきスキル要件を網羅した知識体系として、様々な専門領域を対象としております。よって、独力で学習されている方が、全ての内容を理解することにはハードルがあると思われます。また、ITABoK に書かれているトピックを他人はどう理解し、実践しているのかを知ることは非常に有意義と考えます。
こうした点を踏まえ、Iasa日本支部理事が持ち回りで、ITABoKの各章を解説していきます。また、単なる情報発信に終わるのではなく、それをきっかけに皆様からコメント・意見をいただき、活発な議論に広げられればと思います。気軽にフィードバックください。