弊社が加盟しておりますIASA 日本支部のWEBサイトに、『ITABoKトピック紹介コラム第3回』が掲載されましたので、ご紹介いたします。
第3回:「ビジネス・テクノロジー戦略(BTS) 」 Iasa 日本支部 代表理事 梶川 哲生
・ビジネス・テクノロジー戦略(BTS)の位置付けは?
・何故ビジネステクノロジー戦略(BTS)が重要なのか?
・ビジネス・テクノロジー戦略(BTS)のケイパビリティ
・ビジネスの基本等の実体験を通じた IT アーキテクトの育成
このシリーズの第3回目は、ITABoK(Version2)の第2章<ケイパビリティ・ガイドブック>から ITABoK の5つの基本知識の柱の一つである「ビジネス・テクノロジー戦略(BTS)」を取り上げます。
読者の皆様の中で ITABoK にはまだあまり馴染みのない方がいらっしゃるかもしれませんので、ITABoK の特徴について先ず簡単にご紹介します。過去のセミナーでも良く質問が出た点です。
■ ITABoK は IT アーキテクトに必要とされる「知識とスキル要件」を取り纏めた体系(BoK)である(アート(技能)とサイエンス(科学))
■ IT アーキテクチャ設計に必要となるプロセスや成果物、ツール等を体系化した「アーキテクチャ・フレームワーク(TOGAF, ザックマン、FEAF フレームワークなど)」とは目的とスコープが異なり、これらとの共存を前提としている
という点です。従って ITABoK が記述している IT アーキテクトの知識とスキル要件は汎用的なものとして、IT アーキテクトとして成長しレベルアップするための「ケイパビリティの指針」とする事が出来ます。ITABoK では、アーキテクチャ・フレームワークやツールに関する知識もIT アーキテクトが理解しておくべき知識要件の一つとして捉えています。
続きは、こちらをクリックしてご覧ください。(Iasa日本支部のWebサイトに移動します)
※『ITABoKトピック紹介コラム』について
ITABoK は、ITアーキテクトが備えるべきスキル要件を網羅した知識体系として、様々な専門領域を対象としております。よって、独力で学習されている方が、全ての内容を理解することにはハードルがあると思われます。また、ITABoK に書かれているトピックを他人はどう理解し、実践しているのかを知ることは非常に有意義と考えます。
こうした点を踏まえ、Iasa日本支部理事が持ち回りで、ITABoKの各章を解説していきます。また、単なる情報発信に終わるのではなく、それをきっかけに皆様からコメント・意見をいただき、活発な議論に広げられればと思います。気軽にフィードバックください。