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新年を迎えて思うこと 2018年1月1日


~ 自分で考え、行動できる人になる ~

 輝かしい2018年を迎え、皆様は、この一年のことを考えると、やることが楽しく、希望にあふれ、素晴らしい気持ちになっていることでしょう。

 一年も一月も一日も始まりが肝心です。わくわくする一年にするのも、そうでない一年にするのも自分次第です。だれかが代わりをやってくれることはありません。したがって、どのように生きるのか、どのように考えるのか、どのように行動するのかは、すべて自分が握っていて、とらえ方、考え方、行動の仕方もすべては、自分のものであるということであります。

 私は、かれこれコンサルティングの仕事を始めてから30年以上が経ちましたが、最初から決めていたシンプルなことが、ひとつだけあります。

 それは、「自分の力で主体性を持って考え抜き、何かを決断し、自ら行動する」ことであります。

 このことは、才能や経験とは関係なく、癖や習慣の類なのだということです。成功した優れた技能を持っている職人さんもこのシンプルな原理に当てはまりますし、成功した経営者もまた同様です。繰り返しますが、考え方や姿勢は、頭の良さや才能とは関係なく、その人の生き方を左右する原理原則です。

 何が決定的な違いになるかといえば、単純に「身に付いた癖になっている」ということだと考えます。

・ワクワクする心が、まず大事
・二番目に考え抜くことを習慣にすること
・そして、目標を見つけ、自分の力で決断すること
・さらにシブトク、しつこく、目標に向って行動すること

 これらの延長上に、コンサルタントとしての心の持ち方が、あると考えています。

 自分で考え抜き、勇気をもって決断する力を社会や人のために使うことが、コンサルタントの基本だと思います。自分のことを決断できない人が、相手の立場や身になって、一緒に問題に立ち向かえるはずがありません。

 また、コンサルタントには、何かの分野に優れた専門性が必要になります。専門家としての知識と経験が必要ですが、何よりも大切なことは、心と姿勢だと私は考えます。

 私の専門分野はITです。ITの優れた専門性を持った人は、それなりに多いと思いますが、上記の「心と姿勢」と専門性を持ち合わせた人は、少ないと思います。

 私の会社(アイ・ティ・イノベーション)でのコンサルティングの領域は、
IT戦略、ITアーキテクチャ設計と構想企画プロジェクトマネジメント、さらには、ビッグデータ、AIにまで取り組む分野が、広がってきていますが、どの分野を目指すにせよ、コンサルタントの基本の考え方や姿勢が、大切だと思います。

 新しい一年は、シンプルに、「自分で考え抜き、決断し、自ら行動すること」をモットーに生きていきます。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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