近年、企業情報システムが大型化、複雑化するにつれ、無作為なアプリ間インタフェースの増大がシステム全体の巨大な密結合化を招き、ビジネスに悪影響を及ぼす問題が生じてきています。
本セミナーでは、上記のシステム間データ連携課題を解決する”データ統合HUBを要とする疎結合アーキテクチャ”について、モデルと実装手段の両面から、経験豊富な2名のアーキテクトよりお話させていただきます。
スパゲティ・サイロ化したシステム環境を整理整頓したいと思われている方、レガシー資産からの脱却を検討されている方、疎結合アーキテクチャへの転換を図ろうとお考えの方に最適なセミナーです。
【 日程 】 平成29年8月3日(木)
受付開始 13:30
セミナー 14:00 ~ 17:00
【 会場 】 フクラシア品川クリスタルスクエア 3階 会議室I
〒108-0075 東京都港区港南1-6-41
【 定員 】 120名
【 参加費 】 無料(事前登録制)
【 持ち物 】 名刺、筆記用具
【 日程 】 平成29年9月15日(金)
受付開始 13:30
セミナー 14:00 ~ 17:00
【 会場 】 第二吉本ビルディングヒルトンプラザウエスト オフィスタワー 8階 C会議室
〒530-0001 大阪市北区梅田2丁目2番2号
【 定員 】 70名
【 参加費 】 無料(事前登録制)
【 持ち物 】 名刺、筆記用具
時間 | 摘要 | 概要 |
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13:30~14:00 | 受付 | |
14:00~14:10 | ご挨拶 | 開会のご挨拶 株式会社アイ・ティ・イノベーション 取締役 兼 専務執行役員 能登原 伸二 |
14:10~15:10 | 講演 |
『エンタープライズデータHUB』 株式会社アイ・ティ・イノベーション ビジネステクノロジー戦略部 部長 中山 嘉之 |
15:10~15:20 | 休憩 | |
15:20~16:20 | 講演 | 『データの流通に変革を。次世代型データ統合ハブのアプローチ』 インフォマティカ・ジャパン株式会社 セールスコンサルティング部 ソリューションアーキテクト エバンジェリスト 久國 淳 様 |
16:20~17:00 | 質疑応答 |
レガシーやアプリケーション、DB、クラウドなど、多種多様な環境におけるデータのサイロ化が、データ資産の管理・統合、ひいては活用を困難にしています。現代の複雑なIT環境においては、従来のデータ連携方式では、非効率な開発・運用、データの冗長化、不透明なデータフローなどの問題から脱却することはできません。本セッションでは、あらゆる環境間におけるデータの流通を集中的に管理・実現するデータ統合ハブ基盤の考え方と、近年導入が相次いでいる国内の取り組み事例をご紹介します。
2004年4月 SAPジャパン株式会社入社
流通・サービス営業本部 アカウントエグゼクティブとして入社、主に総合商社、小売、サービス業のERP営業を担当。
2011年よりビジネスアナリティクス営業本部 ソリューションスペシャリストとして、BI/EPM製品やSAP HANAのソリューション提案に従事。
2013年4月1日より現職。
大規模密結合システムの限界が見えてきた今日、企業システムは、事業変化への迅速な対応の為、疎結合アーキテクチャへの転換が求められます。また今後、クラウド等の多様な外部サービスを積極的に利用する為にも、疎結合化は必要不可欠です。
「既存のカオスと化した巨大な密結合システムを、データHUBを介してアプリ間を疎結合にする」この解決策は極めて現実的で有効です。
本セッションでは、このデータHUBの概要と、構築ポイントをご紹介します。
1982年より協和発酵工業(現、協和発酵キリン)情報システム部で30年間社内システムの構築に携わる。
メインフレーム~オープン~クラウドとプラットフォームが変遷する中、14の社内アプリ構築でDBモデラー兼PMを務める。
2005年~は部門長兼ITアーキテクトとして活動し、2010年にエンタープライズ・データHubを中核とする疎結合アーキテクチャの完成に至る。2013年1月よりアイ・ティ・イノベーションにてコンサルティング活動を開始し、同年7月よりビジネステクノロジー戦略部を立ち上げる。近年、スパゲッティ&サイロ化した巨大システムを美しく整理されたデータ環境に徐々に移行してゆくモダナイゼーション手法を確立。既存システムの運用を妨げることなく緩やかに移行する様は現代の都市計画に酷似。仕事のモットーは”直観を大切にしたアーキテクトたれ”。これからもユーザ企業目線を大切にし、ベンダー中立にこだわり続ける。
中山嘉之の連載中ブログはこちら → 現場を極めたITアーキテクトが語る「成功へ導く極意」