2016年2月25日(木)インドのプネにて『IT innovation India Pvt.Ltd 開設記念セレモニー』を開催しました。
林 衛のプレゼン資料を公開いたします。
【IT innovation India開所式でのプレゼン要旨】
インドで10年以上のビジネス経験を経て設立した会社、IT innovation India(略称:ITII)の背景には、インドと日本の間に立ち両国の「絆(KIZUNA)」となるような組織が必要であるという私の思いがあります。 そのような、理由から「KIZUNA」という日本語をプレゼンテーションのテーマにしました。
このたびは、ゲストとして、インドマハラシュトラ州からは、州の官房長官でモディ政権とも関係の深いMadhav Bhandari氏を代表として、産業界の責任者数名の方々に参加いただきました。また、日本から東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行のムンバイの代表の方にも参加いただき、100名ほどの式典となりました。
インドと日本の両国の人々が、成功するために第一に必要なことは、互いに文化を理解しあうこと。第二に両者のコミュニケーションが、言語の壁をこえて確立されること。さらには、ダイバシティにかかわる課題を解決する必要性があります。
これらのことを踏まえて、ITIIは、インドと日本の間に立ち事業を進めていきます。
さて、何故インド、何故プネでITIIを設立したのでしょうか?
その答えは、単純に私は、インドが好きで、インドのために貢献をしたいと考えているからです。インドの文化、インドの人々、インドの料理、・・・などインドの持つ可能性、さらには技術のコラボレーションができると信じているからです。
日本でのITIのビジネスを説明します。ITIは、日本では、大きく2つの事業を行っています。
・ビジネス/ITコンサルティング(特にITアーキテクチャ、上流工程とプロジェクトマネジメント)
・研修事業(国内、海外)
また、ITIには、次のような特徴、強みがあります。
・8つのオリジナル方法論、ノウハウを所有(PM,BA,・・・など)
・3本の技術の矢戦略(PMの矢、BAの矢、ITAの矢つまりEA)
これらの体系化された技術と既に取引のある日本の企業がITIの強みになっています。
これらとインド、プネの強みを生かして、ITIIは、当面、2つを柱の事業として、経営を進めていきます。
第一の柱は、ITのラボラトリー事業、第二の柱は、グローバル人材育成事業です。
インド、プネには、進んだITの技術、若い優秀な人材、研究開発に向いた環境、政府のサポートなどの強みがあります。
日本には、ビジネスにおける深い経験、戦略、方法論、顧客、日本自身が大きなマーケットであることなどの強みがあります。これらの強みを生かし、両国が力を合わせれば、必ずすばらしい結果が生まれると考えています。
私は、インドと日本の両国、文化、人々が力を発揮できるようITIIという会社を通じて努力をしていきます。両国の間で創造する事業が、成功することは間違いありません。
「絆(KIZUNA)」というキーワードを心に留め置いて、互いに努力をして発展させて行きましょう。
■グローバル研修事務局のつぶやき:インド視察2016 ~IT innovation India Pvt.Ltd 開設記念セレモニー~