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「新しい時代の予兆 - 新年を迎えて -」


 あけましておめでとうございます。

 2015年は、アイ・ティ・イノベーション設立18年目になる。また、私は、“未(ひつじ)”の年の生まれで、3月で還暦を迎える。(とはいっても、実感は、何もないが・・・・) 年男であることは確かなのだ。 自分の干支の年に何か、ポジティブな変化の予感がしている。そういえば、昨年末から、新たなビジネス戦略のヒント、価値のある情報の入手、新たな人との出会い、新しい本から確信したことなど、何かが変わっているのだ。
特に名古屋の中学の同窓生と40数年ぶりに近所の居酒屋で再会したことは、驚きだ。
その友人と12月12日にあって以来、数十時間、仕事、人生の話、越し方について、妻も交えて話しこんできた。どうも友人と私とは、世界のあちらとこちらで平行にビジネスの経験をしてきたようだ。不思議なことがあるものだ。そして今、未来に向けて、一緒にできることを計画している。 

 また、世の中を見渡してみると世界も日本も何かが、変化し、次の時代に入ってきたと私は感じている。人との再会や時代の変化が私を後押しし、何かをはじめろと指示しているようだ。流れを大切に、何もかもポジティブにに考えるようにしよう。これが、私の今の心境だ。

 振り返ってみると12年前の未年(2003年)はアイ・ティ・イノベーションを立ち上げて5年目。必死ではあったが業績は順調に推移していて、気持ちとしては“行け行け、ドンドン”の時期であった。その後、リーマンショックと震災がやってきた。不幸なことではあるが、一方、私にとっては、いろいろな課題を天から与えられ、自分を鍛えてくれた、そのように考えるようにしている。

 さらに遡れば、24年前(1991年)は日本のバブル崩壊寸前、ダメと感じながらも、浪費や消費が止まらない時期であった。危ないと感じながらも当時働いていた会社は突進を止められなかった。その後、バブル崩壊が起こり、私が担当していた事業も崩壊した。
一から何を目標にやればよいかを時代が教えてくれた。また、何をやってはいけないかについても学んだ。そして起業したのだ。

 その12年前はといえば、1979年、第二次オイルショック後で、日本は、少し暗かった。その時期に私はアメリカに初めて渡り、カルチャーショックを受けていた。世界に視野を広げたいと言う思いが自分の中に目覚めた時期である。

 自分史の中で、年男であった時期を振り返る。時代の変化を跨いで私は、何とか生きてきた。
今、私には、いろいろな過去があったが、基本的に過去を肯定しているし、面白く生きてきたと感じている。

さて、2015年から先の12年に向けて決意したことがある。

・新しいビジネス創造に向けてチャレンジすること
・65歳ぐらいで隠居しようと考えていたが、何歳と考えるのは、やめた。これからを自分の仕事の集大成の時期にすること
・人や社会に喜んでもらえることを行うこと  など

人生経験があるからこそできることを自分の力で考え、実施し、どこまでできるかを確かめたいと考えている。

干支は、日本人には、定着しているが、よくできているなあと思う。自分の干支を自分史の節目と考えて生きるのは、分かりやすい。2015年は、特に未(ひつじ)生まれの方と未来を話し合いたいと思う。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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