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「手応えのある仕事」


本当の仕事とは何か。それは、手応えのある仕事だと私は常々考えている。
さて、私たちが仕事を通じて手応えを感じるためには、どのような条件が必要なのか考えてみたい。

私たちは、様々な仕事を経験する。

・挑戦であると誰でも感じる仕事
・成功率が低く誰もが難しいと思う仕事
・大きな予算と多くの人を必要とする仕事
・リスクが伴う仕事
・高い技術が要求される仕事
・金になる仕事
・楽な仕事
・・・・・
いろいろ、あるだろう。

私が、もっとも大切だと考えるのは、世の中(社会)に貢献できる仕事である。
私は仕事を始める前に、こう考える。この仕事は、個人、会社、社会、世界のどの分野にどのようにどれくらい貢献することが出来るのだろうかと。そして、この「貢献」に基づき、仕事のビジョン、計画を具体的に考える。貢献をビジョンという形で明文化し公表する。最後に、自分が、具体的に責任が持てる役割を明確にする。自分が、主体的に動ける役割、責任を担う。

貢献という言葉は、崇高で重い。仕事を通じて社会に貢献することこそが、私たちの務めであると思う。貢献は、主体的で、積極的で、創造的である。このような枠組みで具体化された仕事には、大きな価値がある。また、責任とは、担うものである。貢献は、創造的であるが、責任は、何が何でもやらねばならないものである。世の中に責任の無い仕事は存在しない。貢献と責任のバランスで仕事が構成される。

苦労して、知恵を絞って、悩みながら社会価値を創って行く、そんな仕事に人々は、「手応え」を感じるのだろう。何かに貢献するために責任を果たせたと感じる瞬間を自力で引き寄せる、それが「手応え」となるのだ。

手が届かない高みに、一生かけてやるべき仕事が存在する。仕事は生み出すものであって、与えられるものではない。

私は、このように「仕事」を考えてきた。今の仕事に大きな「意義と手応え」感じているのだ。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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