PM-WaiGaya
コンサルタントのトーク動画
私は、今から10年前の2003年10月15日付ブログで、次のようなメッセージを書いている。
~皆さんのお陰で~
目の前に大きな岩があって動かさなければならない。技術者は、計算して「これは、動きません」と答える。
プロジェクトなら「人が足らない」とか「能力に問題がある」と言い出して自らが動こうとする人は少ない。リーダーは、その時「なんとしてもこの岩を動かすのだ」と最初に押し始めることが、出来る人でなくてはならない。
やがて、リーダーに従って、人々が次々と手伝い始める。最後には、全員の力で目的を達成することが出来た。 リーダーは、一言「皆さんのお陰で新たな道が開け成功することが出来ました。本当に有難う」と述べた。
私は、2003年当時、会社を創業し5年を少し超えたところ。 売上ゼロから4億円を超える規模まで、ほぼ右肩上がりで成長させた。事業の形が少しずつ整い、更なる成長のために何が必要になるかを真剣に考えていた。成長の原動力は、人であり、人の考え方と行動である。どのようなリーダーが、必要になるかを正に求めていた時期である。その時の想いから出てきた言葉が、「大きな目の前の岩を、最初に動かすリーダー」の姿である。
過去を振り返ることで、その時の心境や状況が思い出される。今、時代は、リーマンショックや震災を乗り越え、次の時代創造に向かっている。
私たちに本当に必要なのは、「大きな目の前の岩を、最初に動かすリーダー」なのだ。既存のしがらみを打ち破り、新しい時代を創るチェンジリーダーを何人も必要とする。
自分自身もリーダーであり続け、新たなリーダーを育てていく。そのために、必要なリーダーの姿を明確にしておくことが重要だ。