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コラボ第四回:話し方の秘伝


プロアナ・桑原麻美さんの”話し方の秘伝”は、大変参考になった。
やはり秘伝だ。5つの重要ポイント(1、発声 2、姿勢 3、視線 4、表情 5、語尾)で直接の話し方の関係するものは、発声と語尾の二つである。素人が、話し方の改善を考えるときは、せいぜい、音(声)に関係する部分が、中心だろう。私は、ある本で学んだのであるが、人が、コミュニケーションを取る方法として声によるコミュニケーションは、全体のせいぜい8%に過ぎないという説がある。残りの92%は、ボディランゲージだそうだ。桑原さんのプロとしての話し方の基本は、この説にも沿っている。姿勢、視線、表情は、私も大切だと思う。話の内容が、的を射ているのに、表情や視線が悪くて損をしている人を良く見かけ る。怪しい人は、話をする前から視線や表情に表れている。逆に笑顔や表情が豊かな人は素敵で、話しかけたくなる。

社会人になってから話し方について、点検、矯正する機会は、少ない。どこかで診断してもらいたいものだ。人によっては、生き方や考え方に遡って直さなければならないかもしれない。

コーチングの先生・上田雅美さんの話で印象的なのは、コーチングは、問題解決手段ではなく、「ゴールや未来をお互いに 共有するプロセスに意味がある」と言うフレーズで、昔から親や先輩が、自然に実施してきたことに近いということ。未来を共有できている人がいれば、様々なことを正直に話をすることができる。成果を出すための手段と言うよりは、成果を上げるための” 場”、”条件”をもっと考えなければならないと私は、理解した。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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