読者の皆様、初めまして!
フリーアナウンサー桑原麻美です。
暑い日が続いておりますが、体調を崩していませんか?私は6月生まれのせいか、寒い冬より暑い夏のほうが好き!家にいる時は部屋の風通しを良くして、なるべくエアコンはつけないで、今年も夏を満喫しています。
さて、第1回は自己紹介をさせていただきますね。
岐阜県岐阜市出身。団塊ジュニア世代です。中学、高校とハンドボール部に所属し、グラウンドで真っ黒に日焼けしながら、毎日汗を流していました。大学ではフランス語・フランス文学を専攻。就職活動時は超氷河期、特に4大卒の女子の就職が厳しい時代だったため、男女の区別なく働ける職場を求めて、テレビ局にアナウンサーとして就職しました。広島県の中国放送(ラジオ・テレビ兼営局)→転職(転社?)して名古屋市のメ~テレ(名古屋テレビ放送)と、上下関係の厳しいアナウンサー界で、スポーツ、ニュース、情報、バラエティ、中継、インタビュー、朗読、司会など、幅広い経験を積ませていただき、今年4月に独立しました。
現在はフリーアナウンサーとして、名古屋のFM局、RADIO-i(レディオ・アイ/愛知国際放送)で、朝の番組を担当しています。国際放送、ということで英語も使いますので、英語の勉強をしつつ、番組を楽しんでいます。また、最近興味のあることを自分で取材し、原稿を書き、しゃべる、というコーナーもありますので、常にアンテナを張り巡らせてネタ探しをしています。その他、CMナレーション、イベントや式典などの司会、マナー講師、話し方・聞き方講師と、局アナ経験を生かしながら、新しいジャンルの仕事にも挑んでいます。新しい仕事は大変なことも多いですが、充実した毎日を過ごしていますよ。
…と原稿を書いてきましたが、これくらいのボリュームで、しゃべってちょうど2分くらいです。どうでしょう?長く感じますか?短く感じますか?ビジネスの上で、○分で自己紹介してください、○分でスピーチしてください、という機会もあるのではないかと存じますが、その時には、ここまでの700字前後で2分、と思っていただくと、聞きやすいスピードでお話いただけますよ。もうひとつ、文章を書いたり、話したりする上で気を付けていただきたいポイントは、ひとつの文章は短めに、句点(。)を多めに付ける、ということです。先輩アナウンサーから、「あの記者は原稿がうまい」と言われる人の原稿は、句点が多くてわかりやすいものです。逆に、「あの記者の原稿は読み辛い。下手だ」と言われる人の原稿は、読点(、)で文章をどんどんつないで、なかなか句点がつかないものです。下手な原稿は、読み手の技量でごまかすことはできますが、技量がない新人アナウンサーに下手な原稿が渡ってしまうと、わけのわからないニュースになってしまいます。きっと、わかりやすいスピーチや自己紹介をされる方は句点が多いはず。そんな機会があれば気をつけてみてくださいね。
ではまた次回、お会いしましょう!