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【第6回】BABOKⓇの6つの知識エリアについて


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先日、BAを事業の中軸に据えられているベンチャー企業の社長とお話しをする機会がありました。
 「BAとはどのような仕事をすると考えられていますか?」
 とご質問したところ
 「業務知識をベースに、ビジネスの課題を解決するべく、利害関係者と調整・交渉しながら、あるべき解決策に向かうよう立ち振る舞う人。その時には当然ながらITありきではない。ただ今の企業活動において、IT抜きではビジネス活動は出来ない。よってITは、解決策を考える上で重要なファクターとなる。」
 とおっしゃっていました。なるほどと共感すると共に、そのようなビジネスをされている方と知り合えたことを嬉しく感じました。
 ちなみにその方は、生命保険業務の知識に明るく、今後もその業界に特化して活動し続けると、明るく力強くおっしゃっていました。

さて今回のメルマガでは、BABOKⓇの6つの知識エリアについてお伝えいたします。

BABOKⓇでは、BAの活動を行なうための6つの知識エリアを、下図のとおり定義しています。
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※出所:ビジネスアナリシス知識体系ガイド(BABOKⓇガイド)Version2.0

各々の知識エリアの概要とタスクを以降に記載いたしますが、BABOKⓇはBAに関する知識を体系としてまとめたものなので、知識エリアの実施順番や、各知識エリアのタスク関連は規定していません。プロジェクトマネジメントに関する知識を体系化したPMBOKと同じです。

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ただこれだけの説明では、何となくしか分からないかと思います。よって詳しくは、BABOKⓇをご購入いただき読んでいただくか、各種研修をご受講いただくことをお勧めいたします(弊社でも、各種教育コースをご用意しております。https://www.it-innovation.co.jp/academy/ba-courses/)。

次回からは、事例を交えた具体的な話題を中心にお伝えいたします。

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竹内博樹
1991年 筑波大学卒業後、三和銀行のシステム子会社である三和システム開発株式会社(現、三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社)入社。同社にて銀行業務のリテール、法人、国際の各分野において、大規模プロジェクトにおける企画・設計・開発に、主にプロジェクトマネジメントを実行するマネージャとして携わる。また開発後の保守にも従事するなど、幅広い業務でマネージャとして活躍。2004年より当社にて、大規模プロジェクトにおけるPMOの運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT部門の組織改革等、幅広くコンサルティングを手がける。 保有資格:情報処理 プロジェクトマネージャ、PMPほか。PMI会員、PM学会会員。

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