AA4main

カンファレンス概要

“難しすぎない” 技術的な観点を主体に、モデル作成、データの重要性、AIを用いたシステム開発のポイントなどをご紹介する当カンファレンスは、今回で4回目を迎えました。​ 今回のサブテーマは、「我々の生活を支え利便化する技術・AI」。​ 社会インフラのデジタル化、スマートシティ化が進められる中、我々を取り巻くデータは増大しています。この増え続けるデータを効率的に使うことで、我々の生活には無くてはならないサービスが次々に生まれています。​ 当カンファレンスでは、その重要な処理を司っている技術をテーマに、実現までの事例・経験を、失敗を交えてご紹介します。​
名称第4回AI / Analyticsカンファレンス
日時2022年7月27日(水)13:30-17:00
会場オンラインZoom Webinar使用
主催株式会社アイ・ティ・イノベーション
共催エスディーテック株式会社、Global Walkers株式会社、株式会社システム情報
対象ユーザー企業のDX推進部門の方、DX推進に関わるご担当の方、情報システム部門の方、研究部門の方、新規事業開発に携わる方、SI事業者のDX推進に関連する部門の方

※各セッションの間に休憩が入ります。

セッション1
[13:35〜]

AI活用によるMaaSの実現 ~動画像データからの道路レイアウト推定技術の紹介~​ ​

MaaSは、IoTやAI等の技術の活用によって既存の交通インフラを変革するものと位置付けられています。MaaSの普及により利用者の利便性が高まるだけでなく、観光や医療等の交通系以外のサービスと連携することにより、都市化や過疎化、交通渋滞や環境への対策になります。さらには、高齢者などの交通弱者対策といった社会問題の解決にも効果があると期待されており、スマートシティ実現のための、まさに根幹を担うものと言えます。​
本セッションでは、MaaSを実現するAI技術、特に単眼カメラからの3次元動画像データを認識解析して2次元情報を取得する技術の1つである「道路レイアウトのトップビュー推定技術」について、デモンストレーションを交えてご紹介します。​

プロフィール

藪 彰文​
株式会社アイ・ティ・イノベーション 高度先端技術部 コンサルティングマネージャー 
1995年日本オラクル株式会社入社。Oracle DB導入のための機能評価や構築支援を行う技術SEとして従事し製造、金融、中央省庁を担当。2002年株式会社東芝(現東芝デジタルソリューションズ株式会社)入社。大規模DB統合を伴う開発プロジェクトのDBチームリーダーのほか、中央省庁及び外郭団体の大規模Webシステム開発のプロジェクトマネージャーを務める。2019年株式会社アイ・ティ・イノベーション入社。これまで培ったDB/ITスキルをベースにAIシステム導入に向けた高度先端技術を担う。​

セッション2
[14:10〜]

令和3年度補正予算200億円。デジタル田園都市国家構想から読み解くAI​

モビリティ、観光、防災、インフラ維持管理、環境、エネルギー、イノベーション創発等、多岐にわたるスマートシティサービス分野において、リアルタイムに都市の状況を可視化し、エネルギー、人流、交通流のシミュレーション、全体最適化、予測等、世界中で実装され始めたスマートシティー、都市OSから読み解くAI活用のポイントを解説します。​

プロフィール

髙﨑 裕喜 氏
Global Walkers株式会社 AIコンサルティングディレクター​
NEC、大広、電通を経て起業。プラットフォーム開発、都市OS実装、メタバース開発支援など、コミュニケーション×IoTを軸に各種事業のディレクションプロデュースに携わり、Global Walkers株式会社に参画​

プロフィール

樋口 未来 氏
Global Walkers株式会社 取締役CTO
株式会社日立製作所 日立研究所、カーネギーメロン大学客員研究員 にて車載ステレオカメラの研究開発、製品化などに従事。 その後、グローバルウォーカーズ株式会社(現Global Walkers株式会社)を創業。 専門は、コンピュータビジョン、Deep Learning

セッション3
[14:45〜]

技術者が語る、クラウド×ビッグデータ×AIによる防災減災支援システムのアーキテクチャ​

独立系SIベンダーの弊社が40年以上培ってきた開発手法やプロセスに加え、クラウド、ビッグデータ、AI開発の技術を活かした事例をご紹介します。​
災害リスクの事前予測、リアルタイム可視化・発災後の被害推定を分かりやすくダッシュボードに表示することで、地域防災・減災を支援する自治体向けWEBサービス構築プロジェクト。​
当社エースメンバーがクラウド・ビッグデータ基盤の構築から深く関わり、クラウドに多様な防災・気象データを集約。重ね合わせ可能な自由度の高いマッピング機能により、一元的な情報収集が可能なアーキテクチャをどのように実現してきたかをお話しします。​

プロフィール

足立 雅春 氏
株式会社システム情報 DX技術本部 DX技術開発部長​
独立系ソフトウェアベンダーを経て、2010年にSEとしてシステム情報に入社。2016年にソリューション部門の立ち上げに参画。​ AI・RPA・クラウドを中心に技術部門の責任者として従事。

セッション4
[15:20〜]

暮らしに溶け込めるAI・溶け込めないAI​

普段の生活のあらゆる場面にAIが活用されるようになり、今ではAIが使われていないところを探す方が大変なほどになってきました。一方で実際の生活者、つまり我々ユーザはこのような現状に満足しているのでしょうか?本来ユーザの生活向上に貢献するためのAIが、ユーザの生活の質(QoL)を下げてしまってはいないでしょうか?​ 本セッションでは、ユーザに真の価値を届けられるAIの実現に欠かせないAIとUI/UXについてお話しします。​

プロフィール

鈴木 啓高 氏​
エスディーテック株式会社 取締役副社長 CTO
株式会社エイチアイ取締役、HI Corporation America, Inc. CEO、株式会社U’eyes Design取締役を経て、2015年にエスディーテック株式会社の立ち上げに参画。 現在は「世の中の全ての製品の利用時品質を向上する」ことを目指し、そのためのデザインと技術の研究開発に取り組んでいる。主に自動車の統合コックピットにおけるHMIを対象に、ヒトに対する理解とデザイン・技術を活用し、ヒトとクルマの様々な状況に応じたHMIをよりダイナミックに生成する仕組み作りが主なテーマ。

事例紹介
[15:55〜]

SCSKにおけるAIソリューションの構築、及び本番サービス導入に向けた取組みについて​

SCSKではITを活用した社会課題解決の一つの手段として、AI(DeepLearning)の活用検討を2016年度より取り組んでまいりました。
本講演では、AI(DeepLearning)を活用したサービス実装/提供を実現するために、どのようなことに取り組んできたか、当時の苦労した点を交えながらご紹介できればと思います。

プロフィール

畑 宏和 氏
SCSK株式会社 ​ モビリティ事業グループ モビリティサービス事業開発センター 事業開発部 部長​
1998年CSK(現SCSK)に入社。製造業向けの業務システムの開発を担当後、2010年頃より金融部門に異動し、生損保業界を中心としたアカウントビジネスの推進を担う。​ 2021年よりモビリティ事業領域に異動し現組織を立上げ、モビリティの新サービスの創出の検討/構築を担当。​ 業務システムの構築からサーバ運用、スマホアプリケーション開発、AIを活用したソリューションの構築等、多岐に渡りITサービスの構築を行っている。​ ​

パネルディスカッション
[16:30〜]

5社によるパネルディスカッション

ファシリテーター プロフィール

梅木 秀雄 氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社テクノロジー・エバンジェリストコンサルティング事業本部 ココロミルラボ室長
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 テクノロジー・エバンジェリスト兼コンサルティング事業本部ココロミルラボ室長 ■株式会社東芝 研究開発センターにてニューラルネットワーク、画像認識、知識処理の技術開発 ■東芝デジタルソリューションズ株式会社 技師長(コミュニケーションAI領域) ■2018年より現職

記載されている会社名、製品名、サービス名は株式会社 アイ・ティ・イノベーションまたは各社の商標もしくは登録商標です

Copyright© IT innovation,Inc. All Rights Reserved.