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自分がどこまで貢献しているのか


【質問】
社内のレクリエーション、社外の交流会等、会社に直接貢献しない仕事が他の人より多い気がします。断りたいです。(32歳男性)

【かずみ先生より】

以前ブログで「無駄」「意味なし」という仕事はない!と書きました。

バックナンバー:スキルアップにつながる仕事とは何か
https://www.it-innovation.co.jp/2014/05/07-092922/

基本、依頼されたことは断らないという信念で仕事をしてきたのですが、この断らないが仇となって、今や仕事がたまる一方!締め切りギリギリ!!(アウトのものもありますが・・・)、セルフコントロール不能な状態です。

先日、講演や執筆でお世話になっている方と飲んだ時に
「もう仕事が追い付かないから、事業目標に直接関係のない、講演や執筆をお断りしようと思っているんです。」
と弱音を吐いたところ、
「IT業界のスキル向上のために、いろいろな団体で標準化を行っているが、未だ現場ではそれが定着していない。今までと違うアプローチで我々がすべきことがあるのでは?」
とお説教されました。
業界を変えるなんて考えたこともない私。NPOやワーキング‐グループで活動されている方は、皆さん何らか業界を変えるために会社以外での活動をしているんだと、自分の視野の狭さを思い知らされたのです。

これはパートナーや子供等、プライベートでもいえることかもしれません。
「内助の功」とはデジタル大辞泉によると「陰ながら援助する身内の功績」
夫が妻へ、妻が夫へ援助すること、パートナー同士で援助すること。相手の仕事や社会生活での功績の一部は、自分が相手の考え方や行動に大きく影響を与えていると思えば、相手が活躍している他業界への影響も与えているのかもしれません。

仕事やパートナーに対する自分中心の不平不満やネガティブな考え方のみだと良い影響は与えられないですよね。
先の先にある貢献を考えてみてください。

*****
浴衣を着て散歩すると、海外からの観光客の方から一緒に写真を撮ってと言われます。日本の文化と触れた経験として何らか影響を与えることができるのであれば喜んで!

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関和美
奈良女子大学 理学部 物理学科(現 物理科学科)卒業 日本電信電話株式会社に入社(NTT分社化によりエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に転籍)。主に金融系のSEとしてNWシステム 構築の設計、アプリケーション開発の要件定義、設計工程を経験し、その後プロジェクトマネジャーとしてプロジェクトに携わる。 2007年より現職。大規模プロジェクトにおけるPMO(Project Management Office)の運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT構想企画の支援を行っている。PMP。

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