【質問】
セミナーや説明会などで「質問がある方は何時でも聞いていただいて良いですよ」と言われますが、なかなか聞くことができません。
自分だけ解っていないのでは、と思うと、皆さんの邪魔になるような気がして聞けません。
(30歳 男性)
【かずみ先生より】
講師をしていると、企業文化や地域により受講生のカラーというか、特徴があります。
何処が良いとか悪いとかではなく、研修の進め方が随分違ってくるのです。
とある企業様で講師をした際、受講生の方が何度か、私の話を遮って質問しました。
「今の説明がわかりませ~ん」
「ワークショップで何をしてよいかわかりませ~ん」
など。
講師としてまだ経験の浅い私にとっては嫌な汗が出てきます。
せっかちで、どんどん先に進めようとする性格なので、自分では十分だろうと思った説明が不足していることもしばしば。
その後はゆっくり説明をしたり、事例を用いて説明をしたり、理解状況を確認することを頻繁に実施したりと講義の進め方を少し変えます。
「あー、評価悪いだろうな~」なんて思いながら、最後に取ったアンケートを見てみると、良い評価だったりします。
質問した受講生も良い点数をつけていました。
講師として一番辛いのは反応が無いパターン。理解しているのか、していないのか、興味があるのか、ないのかが全く解らず、アレンジのしようがありません。
ところで、「今の説明がわかりませ~ん」との質問が出た受講生の会社の社長とお話する機会がありました。この会社はIT企業です。
会社が開催するイベントでは新入社員や若手がスタッフとしてガンガン仕事をしています。スタッフ用ジャンバーの発注、司会等々。
スタッフである若手社員が社長に対し「XXにしました」と報告をどんどんあげてくるそうです。
イベントで若手社員が動き、そして、社長や上司に報告や質問ができる環境がありました。
「今の説明がわかりませ~ん」と言える人材に育てているのはこういうところからかぁ、と改めて感じた瞬間でした。
自社を振り返ると...イベントも少ないし、若手が前に進めている様子が少ないことに反省。
質問ができるのは、自分が発言できる人材になったからこそ。そして、講師や登壇された方にとっても救世主となるのです。
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そういえば、新入社員のころ、都市対抗野球の応援で、チアリーダーやらされたなぁ。。。
その時はイヤイヤだったけど、今は私の武勇伝になっています(笑)
まぁ、体が硬くて足ほとんど上がらなかったけど。。。