・早口で言わない
・間違えても怒らない
・相手が分かる言葉で教える
・仕事の順番を教える
・良く聞こえる声で言う
・聞いていなかったら、最初から言う
・解るまで教えてあげる
・仕事のやり方をちゃんと教える
・間違っていたら一緒にやってあげる
・叫ばないで教える
・最初から最後まで教えてあげる
・よそ見をして教えない
・教えてもらったら、なるべく”ありがとう”と言う
・教えてもらったら、少しだけ自分でやってみよう
・相手のペースに合わせて教えてあげる
・相手が困っていることがあったら、やさしく教えてあげる
・困ったことがあったら、上級生に聞こう
・横か後ろに付いて教える
・手を添えて教える
・出来たら褒めてあげる
・見本を見せて教える
・普通に言ってだめだったら、付け加えて教える
・ (仕事振りを)良く見て教えてあげる
これは某学童保育における小学生が行なう仕事を、小学生同士で教えあう際のポイントとして書かれていたものです。内容は小学生に対するものではありますが、しかし大人が社会で人と人とが接する際にも、同様なことが言えるのではないかと思います。
仕事を人に教えることが出来る人は、当然ながら自分が仕事のやり方を知っている必要があります。そうでなければ、相手が理解できるように説明をしたり、手本を見せたりすることが出来ないためです。
ITのプロジェクトを行なう際は、そのプロジェクトを成功に導くべく、プロジェクトマネジメントを行なうためのルールや、システム開発を行なうためのルールを策定し、その遵守をプロジェクトメンバーに対し求めます。しかしルールは、通常、手取り足取り作業指示をするかのような細かなことまで書かれていることは少ないです。よってそのルールの意図を理解したリーダが、その配下のメンバーに徹底して教え続けることで、真に意味のある形でルールが徹底できるようになります。その場合に大切なことが、「仕事のやり方を相手に教える」ということです。そのやり方は、結局は人と人とがコミュニケーションしながら伝え、教える、つまり上記に記載した某学童保育における「仕事の教え方」に書かれているようなことが出来ているのか否かが、とても重要になるのだと思います。
皆さまも一度、「仕事の教え方」をチェックしてみてはいかがでしょうか?