DX(デジタルトランスフォーメーション)推進コンサルティング 株式会社アイ・ティ・イノベーション

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独りよがり


自分の考え方が正しいと思い込み他人の意見に耳を貸さない人がいます。
経験を積むにしたがって知識や智恵は、増えていくのでこの傾向は強くなります。
責任・権限をもった管理職になればなおさら危険です。
このような人は、自分の意見の正しさをひたすら信じているために、他人がどのように考えているか、あるいは、他人から自分がどのように映っているかを判断する余裕がありません。
また、他人との関係よりも自分の正当性の証明に全精力を費やすことになります。
周囲の人との関係が、視野に無いために修復不可能な人間関係を築きあげます。
やがてチームでの役割を果たすことは難しくなります。

問題が露出しないケースは、以下の場合だけです。

・他人も完全に同じ意見の場合
・周囲の人が、諦めて妥協した場合

社会は、多くの人で構成されているので1,2回は何とかなっても続けるうちに殆どうまく行かなくなり、周りの人にだんだん相手にされなくなります。

・他人との意見が食い違い、ときに問題が露出します。
・他人との関係をどんどん悪化させます。

殆どの仕事は、チームで実行するのでとてもまずい状況です。
どの会社にもこのタイプは、存在しますが、放置されています。コミュニケーション能力が弱いために、周りからの情報は、入ってこなくなります。

まずは、自分が、他人にどのように映っているのかを認識することから始めてください。
意識的に心を開き、無理して他人の意見を聞くことが最初です。これには我慢が必要ですが実行すべきです。また、意見が違う相手に不快感を与えているかどうかを読み取ることも重要です。

PMや上級の管理者の方々は、是非、セルフチェックしてみてはいかがでしょうか。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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